染め替え事例:色無地

色無地の染め替え事例をご紹介します。

もやぼかしのお着物を色無地へ・・・  神奈川 K・T様

【ご要望】
日本舞踊を嗜んでおりまして、
最初に振袖だったものを、
以前、袷色無地に致しました。

またそれを、今回抜き紋を入れて、
水色系または、グリーン系の単衣にして、
6月に着用したいです。

鍵谷妙子様B1
鍵谷妙子様 無地A1

シミをとって直すか?全体を染め直すか?・・・宮崎 K・F様

【ご要望】
裾と下前に灼けたような、色褪せのようなシミがあります。
このシミだけを処置するのと、全体を染め直すのと、
どちらが良いのでしょうか。

染め直しの場合、色は深い黒っぽい赤紫を考えています。
アドバイスをいただけると有難いです。

*このシミのようなものは、どうやら保管のために
着物の上に置かれてたナフタリンとしょうのう
によるものでした。

おきものにも確かにそれらの匂いがしており、
それらが化学反応を起こして、きものに影響したようです。
目にはっきりとわからない部分も、
うすくもやもやとなっておりました。

(ちなみに、もしも防虫剤を使われる時は、
引き出し一つに1個で十分です。
また、きものに直接置かないようにしてください。
箔加工などは、変化してしまうものもあります。)
地直しをしましても、その加工代がかかる割には、どれほど綺麗になるかわからない
とのことで、染め替えをする方が良いと判断致しました。

*また、お色に関しまして、
頂きましたお写真から色白でいらっしゃること、
そして、これからお子様の入卒でのご着用になることから、
優しく晴れのあるお色で、先長くお召し頂けるお色を、
おすすめいたしました。

串間文子様 色無地B
串間文子様 色無地A1

落ち着きのある明るいお色に・・・   岡山 A・T様

【ご要望】

表題のとおり。

A・T様_BEFORE
A・T様_AFTER

色無地を道中着に・・・   兵庫 K・T様

【ご要望】

反物の状態の色無地を道中着にできたらと思います。

*ご来社いただき、弊社の「乱菊模様」と、
お好みになられた訪問着の色合いを組み合わせて、
染め上げることに致しました。
羽裏は染め上がり後、表に合わせてお見立てしたものから、
お選びいただきました。

兵庫K・T様_b
兵庫K・T様_a

孫の七五三の時に、お嫁さんに着てもらいたい・・・  埼玉 K・Y様

【ご要望】

とても色白なお嫁さんです。
私自身も着用できる色をと考えています。
お勧めの色のアドバイスがあると嬉しいです。
紋は無くすか、縫い紋にしたいです。

*素敵なお嫁さんのお写真を拝見しました。
気になっておられるお色の中から、
年齢幅広く、お二人共に似合われる「納戸色」に・・・。
元のボルドーの赤味がどれくらい残るかということもあり、
おきものの端布をお持ちということですので、
一度試験をしてすすめることに致しました。

*紋はお好みの花紋を銀糸で入れることになりました。
色無地の場合は、元の紋のある背になっているほうを、
前側にお仕立てすることで、
紋を無くしたり、入れ替えが可能です。

埼玉K・Y様_b
埼玉K・Y様_a

大好きな色ですが、この先着れるお色に・・・。 大阪 I・K様

【ご要望】

ターコイズブルーが大好きです。
でも、あまりにもはっきりした明るい色なので、
この先着るなら、もう少し穏やかな色がいいかなと思いました。
アドバイスよろしくお願いします。

大阪 I・K様_b
大阪 I・K様_a

今よりも地味に、この先着用できる無地に・・・。 京都 K・S様

【ご要望】

若い頃のきものです。
お茶席でも長くこれから楽しめる色にしたいです。

今よりも地味に、この先着用できる無地に・・・  京都 K・S様_b
今よりも地味に、この先着用できる無地に・・・  京都 K・S様_a

一度も袖を通さないままを、年相応の色に・・・。 高知 O・A様

【ご要望】

縫いの一つ紋があり、パールトン加工がされています。
染め替えがはできるでしょうか。
40代後半で、落ち着いたピンク系統が希望です。
くすんだ赤紫のものは他にもっています。

 

一度も袖を通さないままを、年相応の色に・・・。 高知 O・A様b
一度も袖を通さないままを、年相応の色に・・・。 高知 O・A様A

これから先長く着られる色にしたい。 京都 Y・K様

【ご要望】

*お顔映りとお好み、そして、沢山お持ちのおきものと重ならないよう、一緒に選んで頂きました。

20180529_2b
20180529_2a

男物・紬アンサンブルの色を変えたい。 香川 K ・E様

【ご要望】

頂いた紬がありますが、シミがあるのと、
主人に似合う色に染め替えてみたいと思います。
寸法も袖丈と着丈が少し短いです。

20180530_3b
20180530_3a