オフィシャルブログ│吉江染工場

オフィシャルブログ

春よこい・・・

2024年 年明け早々、能登で大変辛いことが起きました。

愛する家族、友人、故郷を失くされて、

今、懸命に過ごされてる状況に、

ほんのひと時でも、

心休まることがありますように・・・と願うばかりです。

生きていくことは、本当に辛いことではありますが、

いつかは失う時が必ず来るのなら、

少しでも笑っていたいと思います。

 

こうした中も・・時は前に進み、

2月には、丹精こめて作られたものを、

ご覧いただける機会が沢山ございます。

*①染と織の展覧会

2月2~4日 東京・時事通信ホール
入場料必要
:弊社お客様はご連絡いただければ
チケットをお渡しいたします。

*②京友禅競技大会

2月16、17日 京都産業会館ホール

*③京友禅伝統工芸士 展示即売会

2月8日~12日 京都伝統産業ミュージアム
(地下1階みやこめっせスクエア)

どうぞお気軽にご来場くださいませ。

春よ来い・・・早く来い・・・

願いを込めて、熱い職人の心をお届けしたいと思います。

①東京時事通信ホールにて

東京1

東京2

東京3sinn

②京都産業会館にて

競技会表 競技会案内 裏

③京都みやこめっせにて

めっせ1 メッセ2

染めの世界へようこそ・・・

 

型1

11月25・26日に、

年一展(といちてん)をさせていただきました。

昔からのありがたい常連様、

お染め替えをさせていただいたお客様がた・・・。

コロナ中お会いできなかったこともあり、

心ひそかに楽しみにしていただいてたようです。

中には、弊社でお染め替えしたおきものをお召しになって、

ご来場いただいた方もあり、

楽しんで頂いてるお姿を拝見できたことは、

とっても嬉しく幸せなことでした。

また、ご縁が更に新しいご縁を繋いでいただき、

お若い方々にも熱心にご覧いただきました。

今回は、伝統工芸士である社長が、

図案、型彫り、染め、色合わせ、蒸し・水洗など、

さまざまなお話をお伝えしながら、

工場をご案内させていただきました。
型2

染め4

染め5

引き染め6

箔3

とっても面白かった!!

見る目が随分変わったわ!!!と、

皆さん楽しんでいただけたようでした。

古い工場の様子や所蔵の本や道具などからも、

昔から続く友禅の世界を、

少しでも感じていただけたのではと思います。

普段、目にすることのない職人たちの姿から、

今後、おきものにその手のぬくもりを、

感じていただけたら、いいなと思います。

「ここで染めてもらう色が大好き!」

こんなとびっきり嬉しいお言葉をいただきました。

今後も変わらず、そのご期待にお応えできますように、

こつこつと頑張ってまいりたいと思います。

ご来場いただきました皆様、

本当にありがとうございました。

展示1

展示2

展示3

 

3人

2023年 年一展

2023 年一展web

11月25日(土) 9時~19時

11月26日(日) 9時~17時

吉江染工場展示場にて・・

℡ 075-313-6475
Mail   kyoto@e-yoshie.co.jp

お一人お一人を彩るきもの達、

そしてそれを、

心を込めて製作しております職人たちと共に、

お目にかかれるのを

心楽しみにお待ちしております。

また、この日に限らず、

ご連絡いただければ、ご相談承ります。

お気軽にどうぞ。

お役にたてれば嬉しいです・・・。

おばあさまからのプレゼント

明日実ちゃん

 

もうすぐ11月・・・

七五三詣りの季節ですね。

楽しみにご準備されてることと思います。

お宮参りの時のおきものをお出しになり、

お袖に丸みをつけ、

バランス良くあげをしたり、

男の子でしたら、袴をレンタルされたり・・。

なかには、お若い頃のおきものや羽織を、

被布に仕立て直しされる方もいらっしゃいます。

勿論、お母さまやおばあさまご自身も、

せっかくだから、おきものを着ましょうか・・と、

箪笥を開けられてる方も多いと思います。

私共も、さまざまなお手伝いを通して、

幸せのお裾分けをいただいております。

 

お写真は前撮りを楽しまれてるとても可愛い一コマ。

頂いたお写真があまりに可愛いくて、

お客様のご了解を得て、掲載させていただきました。

おきものは、お宮参りの時に、

ご用意させていただいたもの。

そして、お召しになってる絞りの被布は、

20年程前に、今は亡き大おばあさまが、

ご自分のおきものを被布に仕立て直されたものなのです。

今回、大おばあさまのひ孫さまの3つ詣りにと。

身幅が広かったので、お仕立て直しをさせていただきました。

それだけ見ると、少し大人しすぎるお色の絞りですが、

落ち着いたお色が、おきものの華やかな赤いお色と引き立てあって、

とても品よく素敵です!!!

大おばあ様からおばあ様へ、

そしてまたお母さまからお子さまへ・・・。

お子さんの健やかな成長を願う気持ちは、

時が流れてもそうして繋がれてくのですね。

おきものに限らず、

それぞれのご家族が出来る形で心寄せ合う、

そんなご家族のお気持ちは必ず、小さなお子さんの

温かい幸せな経験として残るはず・・・。

ちなみに、お写真のお嬢ちゃま、

嬉しすぎて、照れながら紐飾りを引っ張りすぎたようで、

おばあさまが本番までに修理に奮闘されるとか・・・。

きっとそれも楽しい思い出になりますね!

おめでとうございます。

健やかなご成長を心よりお祈りしております。

 

 

 

京の名工展 ~ 匠の技にふれる5日間

R5
鳥たちの楽しそうな鳴き声と、

爽やかな秋晴れが嬉しい今日この頃です。

本日より京都のさまざまな職人たちによる

工芸品が一堂に会する展覧会が開催されてます。

京友禅・京人形・京仏具・西陣織・京漆器・京漆器

京繍・京焼・造園などなど・・・

伝統工芸の魅力に触れていただきたく、

お時間によっては、工芸士による見どころ解説や、

実演、製作体験もされているようです。

京の名工に選ばれ、京都匠会の一員である、

弊社社長 吉江康二の作品もございます。

足をお運びいただければ幸いです。

以下、案内状からの抜粋です・・・

【平安建都以来、政治・経済・文化の中心地であった京都には、
優秀な職人たちが数多く集まり、創造を重ねる中で、日本を代表する
優れた工芸品が生みだされ育まれてきました。
「京の名工展」は、優れた技術を有する伝統工芸の職人として
厳しい審査を経て選ばれ、京都府知事から表彰された「京の名工」
の手による最高峰の伝統工芸品が一堂に会する展覧会です。
「京の名工」が集まり発足した「京都府匠会」と京都府の共催により、
昭和46年から開催される歴史ある展覧会であり、京都の秋を彩る
恒例行事となっております。
また、時代を担う若手職人として京都府知事が認定した
「京もの認定工芸士」の作品展も同時開催します。
伝統の技術と若い感性が生み出す伝統工芸品もお楽しみください。】

 

 

 

 

 

暑さに負けず・・・

今年は大変な猛暑ですが、

コロナ規制も無くなり、

祇園祭りや花火大会を楽しまれた方も多いのでは・・・。

しかしながら、自然の力の前では、

どうにもならないことが起きます。

この自然の変化と共に、

変えていかなければならないことと、

守っていかなければならないことが、

沢山見えてきましたね。

京都では、地域でお地蔵様を祭るところが多いです。

そうしたことも、今年からまた緩やかに準備をされています。

当たり前と思ってきた幸せに感謝して、

人との繋がりを大事に、また喜びを求めて変化したいものですね。

弊社の盆休みは、8月11日~16日です。

お盆中、メールでのお問い合わせにお応えはできませんが、

お休み明けにはお返事させていただきますので、

宜しくお願い申し上げます。

先月よりお染め替えご希望の

ご来社予定もかなり増えてきております。

加工自体以前よりもかなりお時間がかかることもあり、

お召しになられるご予定のある方は

早めのご相談をお願い申し上げます。

それでは、暑さに負けずお過ごしくださいませ!

 

 

更なる一歩に・・・

A

本年度の競技会に出品しているきものと帯たちです。

残念ながら大きな賞は頂けませんでしたが、

また来年に向けての大事な一歩になりました。

形は大きく変わることがないおきものと帯だからこそ、

白生地の織・模様の図案・心引きつけるお色の染め、

それらの確かな技術が、

お召しになられる方を魅力的に演出いたします。

今そうした技術を持つ職人が、

一人でも多く育つことを強く心より願っています。

そして、さらにおきもの好きの方が増えていただき・・・

素敵な笑顔にたくさん出会えることを楽しみに、

私たちはまた頑張って参ります!

F
E
D

 

今回、「色の再設計」と題して、

京都精華大学マンガ学部の教員の方々とのコラボ作成を致しました。

皆さん教鞭をとりつつ、プロとしてご活躍です。

弊社は中村佳代先生の配色によるものです。

image0 (03E)

image0 (03D)

様々な方との繋がりが広がり、

京友禅が和装の輪の中だけでなく、

毎日の普通の生活の中で、世代を超え、

お洒落やな~と感じていただけるよう、

さらに、頑張って参りたいと思います!

ご来場いただきました皆様、

誠にありがとうございました。

2023 競技会へ・・・


競技会案内 - コピー1

今年の競技会は金・土曜日となり、

より多くの方々にご覧いただけるのではないかと思います。

お買い物やご友人とのお出かけなどのついでに、

お気軽にお立ち寄りください。

お着物をお召しになられたことがない方、

箪笥いっぱいにあるわ~という方、

学生さんからご年配の方まで、

どうぞお気軽にいらしてくださいませ。

色んな作品が並んでおります。

ご感想、ご質問などいただきましても、

大変ありがたいです。

まだ寒い毎日ですが、心あたたかく、

春を感じていただけたら幸いです。

*製作中の反物たちです・・・

競技会用1

競技会用2

競技会用3

競技会用4

出来上がりをどうぞ、会場にてご覧下さいませ!

ご来場お待ち申し上げております。

 

ありがとうございました!


東京展覧会

2月3日~5日、東京銀座の時事通信ホールでの展覧会、

大変沢山のお客様をお迎えすることができました。

精魂込めて作ったものを見ていただける機会に恵まれ、

本当にありがたいことでした。

特にこれまでご縁をいただきました方々との再会は、

何よりも心温かく、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、初めてお会いしたにも関わらず、

こういうお着物が大好きなので、是非頑張ってください!

との応援をいただいたことは、

大変大変うれしいことです。

そして、3日・4日には、

2021年に経済産業局長賞を頂きましたきものも、

エントランスにてご覧いただき、

嬉しい感想を頂戴しております。

 

忙しい中東京に出向いた社長ですが、

懸命におきもののことをお伝えしたのではないかと思います。

疲れがピークと言ってたものの、

晴れやかな顔で京都に戻って参りました。

こうしたあたたかな縁を繋いでくれるきものたちに感謝です・・・。

 

さて、今日もまた、

大好き!と思って楽しんでいただけるおきものを、

お届けできますよう、

こつこつと頑張っていこうと思います。

ご来場いただいた皆様、

また嬉しいメールをいただきました皆様、

沢山のお力をいただきました。

誠にありがとうございました。

 

東京銀座にて・・・

東京1
新年も変わらず元気でお仕事ができますように・・・

と願っておりますと、

ありがたいことに、年末年始も

変わりなく忙しくさせて頂いておりました。

そんな中、お天気に恵まれた今年の成人式後には、

ご縁をいただいたお客様から大変嬉しいお便りをいただき、

また、お正月休みにおきものへ気持ちが向かわれた方々から、

毎日のようにお染め替えのご相談をいただいております。

 

そんな中、来る2月3・4・5日、社長が東京へ参ります。

銀座の時事通信ホールにて、

西陣織組合からのお誘いにより、

染めと織が一緒に展覧会をさせていただく運びとなりました。

弊社作成の品々を見ていただける機会となっております。

お寒い時期ではございますが、

どうぞ足を運んでいただけましたら嬉しいです。

弊社生まれのきものや染め帯とお客さまとの出会い、

そして、これまでご縁があったお客様との再会を、

心より楽しみにお待ち申し上げております。

また、染め・和装に関して、

さまざまなご相談ご質問などもぜひ是非お気軽にどうぞ!

*詳しくは下記のサイトにて・・・

染と織の展覧会 http://kyotokougei.com/

尚、ご来場頂けるお客様には、ご連絡いただけましたら、

ご招待券をお送りさせていただきますので、ご遠慮なくどうぞ。

メール:kyoto@e-yoshie.co.jp

℡ :075-313-6475
東京2

東京3