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月別アーカイブ: 2019年1月

グラスゴーからの便り・・・

2014年にルーマニアのブカレスト大学で、授業や講演・展示をさせて頂きましたが、

それをお世話いただきました、ジャパンデスクスコットランドの戸田様・中鉢様より

嬉しい知らせが入りました。

この1月9日に、グラスゴーのケビン・ホールで、

以前撮影された『Design Kimono-Koji  Yoshie』を上映されたそうです。

どんな反応があるか楽しみにされておりましたが、

美術学校の卒論で伝統的なテキスタイルについて執筆中の学生さん、

中古のきものを沢山お持ちの方など、

様々な方が熱心に弊社社長の話をお聞きになってたそうです。

上映後の話し合いも大変盛り上がり、

この秋には日本への旅行の際に訪れたいと仰る方、着物産業に英国人でも参加できるかと

質問される方までいらっしゃったようです。

英国では着物はデザイン・パターンの一種として紹介されてるそうで、

着るものとしての着物をどうデザインするか、

お客様が楽しむ余地を残してデザインをするという、

弊社社長の話は大変インパクトがあったそうです。

外国から入り、日本の中で熟成され、また変化しているきもの文化を

こうして興味を持ち、愛していただくことは大変嬉しいことです。

そして、それを丁寧に正しく伝えて下さる

ジャパンデスクスコットランドの戸田様・中鉢様に感謝です。

https://www.facebook.com/japandeskscotland

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ご自分のきものが目の前で・・・

新年おめでとうございます。

おきものを通して、笑顔あふれる時をお届けできますよう、

社員一同更に頑張って参りたいと思います。

さて、おきもの誂えをご依頼いただきましたお客様が、

東京より、1月5日、ご自分のおきものを染めてるところを見学されました。

色無地の方、そして、お好きな「兎」が描かれる訪問着の方。

ご自分のきものが染められるのを目の前で見られ、

ご本人様は勿論一緒にお越し頂いた方々も、大変喜んで頂きました。

現場で見られた染料の色がお手元に届いた時にどんなふうに変わっているか・・・

ドキドキわくわくでお待ちのことと思います。

三月には揃ってお出掛けされるのを予定されてるようで、

きっと、どんな帯がいいかしら、

帯締め帯揚げは何色を合わそうかしら・・・

と、楽しみにされてることでしょう。

職人の手仕事の技術を見て頂き、

ご自身のおきものが生まれる場に立ち会って頂いたことで、

より愛情をもって、そのおきものと沢山楽しんでいただけることを願っております。

私共も直にお召しになられるお客様と、そういう時間を共有できることは、

大変幸せなことです。

おきもののこんな楽しみ方、あなたもいかがですか?