【ご要望】
色留袖を黒留に染め直し、可能ならば紋も変えたいです。
【お客様の声】
着物を受け取り、出来上がりを見て感激しました。
長年、染め替えたいと思っていましたが、なかなか思い切れずにいたのですが、
今回、偶然、ネットで吉江染工様を見つけて、まず電話をさせていただいたのですが、
そのお声がとても感じが良かったので、お任せしようと思いました。
途中経過の報告を頂くのも、楽しみにしていました。
何度か着て、とても気に入っていましたし、黒にならないか・・・
息子と娘がおりますので、着ることができれば・・・と。
思い切ってお願いして良かったと、本当に嬉しく思っています。
ありがとうございました。
大変お世話になりました。
【加工内容】
解きハ縫い洗いのし→撥水加工ぬき→紋入れ直し→染めぼかし→蒸し・水洗→地直し→お仕立て(比翼地ご用意、胴裏再利用)
模様の部分が織でできている、珠光織のおきものでした。
模様部分が染まらない糸でできており、
柄伏せをする必要がなく、ほぼ心配のないお染め替えができます。
通常は柄伏せ不要の分、染代もお安くなるのですが、
雲取り模様の優しい感じを残したかったので加工代は高くなりますが、
ぼかし染めをおすすめいたしました。
:紋替えをご希望でしたが、元の紋がとれませんでした。
生地の状態も考慮し、結果、そのままの紋で5つ紋にいたしました。
色留は1つ紋か3つ紋、黒留は喪服と共に5つ紋とされてます。
模様の関係のない色無地でしたら、前後を逆にお仕立てできるため、紋替え可能ですが、
絵羽(模様の流れがあるもの)ものは、紋の状態でこのように変更できない場合もございます。
その場合は、貼り付け紋という選択もございます。
触ると元よりは生地が重なりますので、硬く感じる場合もございますが、見た目はわかりません。
紋替え可能かは、加工を始めないとわかりません。
予定通りにいかない場合は、ご相談の上、進めさせていただきます。
【参考加工代】
税込み¥167,508-(税込)